FC2ブログ
カクタス ホテルでお茶を一杯
猫にゃんの事や興味のある事、私の鬱病についてなど。更新停滞中。
2006/01/03(火) 00:39:55

オススメ本 猫編

先月あたりはあまり読書気分ではなかったのですが、それでも猫にゃん関係をいくつか読んだので、ブックレビューいきます!

『鍵の猫』 講談社X文庫 西門佳里・著
鍵の猫

■二つの心臓と、足裏にある三日月にも似た一本の余分の指。死んだ人間の魂を導き、向こうの世界に続く扉を開ける、選ばれし特別な猫、「鍵猫」。そんな特別な猫に選ばれた、新しい鍵猫は、記憶さえも失くした幼い仔猫・ニキだった。

★「死」を司るのが猫、「生」を司るのが鴉、という結構意外な設定ですが、割とすんなりと納得できる配役です。このお話は、所謂ファンタジーな、子供の成長の物語ですが、それだけでなく、世界を回しているのは人間だけでなく、あらゆる生き物の循環の中に組み込まれている、一つの機能なのだと考えさせられます。このお話の中では、人間だけが転生する事ができ、それ以外の生物は、死するとその魂ごと消滅してしまいます。人間は何故「特別」なのか?主猫公・ニキと共に、考えてみませんか?
 ライトノベルズなので、読み易いですよ。評価 ★★★★


『チーズスイートホーム』1,2巻(以下続刊) 
講談社 モーニングKCDX こなみかなた・著
チーズスイートホーム

■お母さん猫と兄弟達と、お散歩途中ではぐれてしまい、迷子になったちょっと暢気な仔猫たん。その仔猫たんを拾ったのは、ペット禁止のマンションに住む、とっても気の良い家族でした。

★オールカラーのマンガなんですが、何せ主猫公のチーちゃんが(名前の由来もかなり笑える)、激可愛い!!おしゃべり(勿論人間には理解されていません)の仕方が、舌足らずなのが、母性本能をギュムリ~っと押してくれます。「あえ?ママどっち?」「は~、びっくいちた」「おうち、かえう」など、是非とも仔猫を飼ったら、聞き耳頭巾で聞いてみたいラブリー言葉満載です!
温かほんわりしたい方、誰かに何かに癒されたい方、必見です!
評価 ★★★★★


『満月の夜に花』 ビブロスZEROCOMICS 井戸端海二・著
満月の夜に花

■「お前に福を招いてやるから、覚悟しろ!」 金に困った主人公・嶺太(リョータ)が、亡き父の言葉を信じて物置から掘り出した、招き猫の置物。キレイに磨いて売り飛ばそうとしたら、いつの間にやらそれが方耳ピアスの兄ちゃんに変わってて、そう宣言されてしまった。そんな不振人物の言葉なんか信じない、リアリストの嶺太に何故か付き纏う、自称招き猫の文(アヤ)。さて二人の間に信頼関係は成立するのか?!
百年以上も昔から、坂上家を守っている、一匹の猫の物語。
他、文が招き猫になるきっかけのお話「月に吼える」。突如羽が生えてしまった、ヘタレ高校生の受難(?)を描いたコメディー「嬉しきゃ飛んでいけよ」などの短編集。

★表題作と「月に吼える」に出てくる、イケメン狛犬の付喪神の一の字と終の字が結構お気に入り(笑)笑えるけれど、ちょっと涙したりする、コミック・ファンタジー。優しい気持ちになりたい方にオススメ。マンガなので、サクサク読めます。 評価 ★★★★


『ホテル カクタス』 集英社文庫 江國香織・著
ホテルカクタス

■街外れにある古びた石造りのアパート「ホテル カクタス」。その1階に数字の2が、2階にきゅうりが、3階帽子が住んでいました。いつの間にやら仲良くなった三人の、可笑しくて少し哀しい日々が穏やかに過ぎていきます・・・。
大人のための短編連作童話。画家・佐々木敦子との傑作コラボレーション。

★ブログタイトルに使わせていただいているので、番外編という事でご紹介を。公務員と聞いて「ああ、やっぱり」と言いたくなる、堅物真面目な数字の2。南のきゅうり畑で大らかに育った若者のきゅうり。ハードボイルドな旅人の帽子。姿形を想像しながら読むと、結構大変だと思うので、描かれる事をふんわりと想像して読んでください。性格の違う人同士って、結構気が合う事ってありますよね。そんな何となく仲良くなった三人の穏やかな日常をメルヘンに描いています。江國ワールド炸裂です。大人の女性に一人静かに読んで貰いたいですね。 評価 ★★★★★
スポンサーサイト



 
コメントを投稿する
::この記事へのコメント::
あけおめ、ことよろ、です。
またあたらしいのかとおおもったら
トレジャーボックスの題名変更なのね。
どもども、ことしもよろしくです。

↓大変そうですね。
うちの猫も、よくいろいろ悪くなり
めっちゃ心配するのですが
復活してきています。
よくはわからないけれど
おだいじに~でよくなりますように~。
2006/01/04(水) 12:54:04 | URL | NON #oh4NkpYI[ 編集]
NONサマ
あけおめでございます~ペコリ(o_ _)o))
そうなんですよ、ちょっと私一人がパニクっとります(^_^;)
でも皆さんの温かいメッセージで、少し落ち着きました。
猫にゃんの回復力を信じて、頑張っていきます!
今年もどうぞヨロシクです!
2006/01/04(水) 22:44:01 | URL | ルイカ #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
::この記事へのトラックバック::